今日は姶良市加治木町木田の豪快な水量を誇る滝、「龍門滝（りゅうもんだき）」のご紹介です。九州自動車道で、鹿児島方面から鹿児島空港に向かって走っている際に見える滝。気になっている方も多いのではないでしょうか。
「日本の滝百選」にも選ばれた「龍門滝（りゅうもんだき）」は、高さ４６メートル、幅４３メートルの雄大な滝で、県下でもまれに見る名滝のひとつ。圧倒的な存在感を放ちます。昔、中国大陸から来た人がこの滝を見て、「漢土の龍門の滝を見るのが如し」と言ったことから、「龍門滝（りゅうもんだき）」と呼ぶようになったと伝えられています。
高さ・幅・流量・・・どれも大迫力で素晴らしく、気持ち良い水しぶきを感じることもできます。マイナスイオンを身体いっぱいに浴びることができる、まさに絶好のヒーリングスポットです。西向きの滝なので、きれいに見るには午後がおすすめだそう。日差しがあれば滝と虹のコラボレーションを見られることも！

季節ごとに桜や紅葉との美しい姿、夜間にはライトアップされて幻想的な姿を見ることができ、リピーターが多いのも頷けます。近くには姶良市を一望できる展望台があり、そこから滝を見下ろすと、４６メートルの高さから岩肌の上を滑るように滝つぼに落ちる水は豪快そのもの。
ＪＲ日豊本線加治木駅から車で約５分、九州自動車道「加治木ＩＣ」からも車で約５分、鹿児島市内から約４５分と利便性もGOOD！付近には、令和２年５月にリニューアルオープンした日帰り市営温泉施設「龍門滝温泉」や、「流る茶寮いち禅（そうめん流し）」もあります。
そして「龍門司焼（りゅうもんじやき）」という陶器も有名で、‘‘陶器祭’’も毎年開催されています。陶器祭では、伝統的な作陶風景を見学できたり、約１０，０００点の展示販売や、ろくろ体験なども楽しめます。

２０２１年６月２２日に窯焚、 ６月２６日に窯出も行われるそうなので、ぜひお立ち寄りください。マイナスイオンを浴びて、温泉やそうめん流しでひと休み・・・その後は窯元めぐりなんて素敵な一日を過ごしてみてはいかがでしょう。ご家族・お子様連れ、カップルにもおススメです！いつものドライブコースに少しアレンジを加えてみませんか。